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産みたての卵の殻は表面がザラザラしています。これはクチクラという膜によるもので、卵殻の最外部を覆うタンパク質と少量の糖質から形成されています。ただし、最近の卵は、店頭に並ぶまでの様々な過程でこのクチクラがはがれてしまうケースが多い様です。卵の新鮮さを外見から判断することは難しいかもしれません。
卵を購入するときは売場が清潔で、涼しいところに並んでいるなどの気配りがされたお店で購入することが良いでしょう。家庭では、卵を割ってみて濃厚卵白の盛り上がり具合で新鮮さを知るのが手軽でしょう。
卵の鮮度は様々な条件によって左右されます。特に問題なのは温度です。もっとも痛みやすい卵黄は卵殻と卵白によって保護されており、割れていなければ、5〜10度で保管して1カ月は保存可能です。しかし、卵は新鮮なほど栄養面も風味も優れているので、購入後できるだけ早くお召し上がりください。
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